ミューズとソフィア

クラシックを中心に音楽のこと、ある時々の思考のかけら・・・
<< July 2008 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

リニューアルのお知らせ

2007.09.01 Saturday | 日記・雑感&ニュース

しばらく更新が止まったままで放置状態になってますが(苦笑)、
復活ついでにリニューアルすることにしました。
下記のブログにて再開しますので、今後ともよろしくお願いします。

嵯峨野にわか住人の日記

http://kyotosagano.jd-kyoto.info/


今までこちらにお越しいただいた方には感謝の言葉しかありません。
どうもありがとうございました。 m(_ _)m

尚、今後、このブログへのコメント・トラックバックは
できない設定にしましたので、ご了承ください。
→→このブログは「さくらのレンタルサーバ」を利用しています←←
author : J.D. | - | -

グスターボ・ドゥダメル  という指揮者

2007.05.11 Friday | 音楽

 今年度から(今までの日曜夜ではなく)金曜の夜に放送時間が変更になったNHK『芸術劇場』ですが、今日の海外音楽情報が「話題の指揮者ドゥダメル」というので一も二もなく見てしまいました。たった数分というのがもったいない・・・。
グスターボ・ドゥダメル1グスターボ・ドゥダメル2
 グスターボ・ドゥダメル Gustavo Dudamel は1981年1月生まれのベネズエラ出身の指揮者(上の写真はドゥダメルの所属事務所Askonas Holtより)。私はおかかさんのブログで初めてその名前を知りました(いつものことながら m(_ _)m ありがとうございます)が、スウェーデンのエーテボリ交響楽団(ネーメ・ヤルヴィとの数々の録音で有名ですね)の首席指揮者にマリオ・ヴェンツァーゴの後任として07/08シーズンから就任することが決まっているそうで、それだけでも大したものだと思うのですが、なんと、09/10シーズンからロサンゼルス・フィルの音楽監督に就任するだろうというニュースも!現在のロス・フィルの音楽監督のエサ=ペッカ・サロネンが08/09シーズンで勇退して、ドゥダメルがその後任ということだそうですが、2年後でもまだ28歳ですもんねぇ~。凄いなぁ・・・。
 アメリカでの記事はロス・フィルのプレスリリースを筆頭にアレコレコレとかあるのですが、ロサンゼルス・タイムズ紙の“Sorry, Chicago, L.A.'s got Dudamel”という題には思わず笑ってしまいました。う~ん、ナイスだ!アメリカ人(笑)。

 さて、今夜のTVではそのことには触れず、ドゥダメルがベネズエラの教育政策から生まれた、アバドやラトルもプッシュする有望な若手指揮者、という位置付けで紹介してましたが、その教育政策というのが、貧困層の子どもたちに楽器を貸し与えてオーケストラに入団させてトレーニングするというもので、よくサッカースクールとかでありがちの話をクラシック音楽でやっちゃおうということだそうで、あの安倍晋三では改憲と教育基本法改正はやってもコレは絶対に思いつきすらもしないだろう、という日本から見たらとっても×10で羨ましい政策です。
 『Fundación del Estado para el Sistema de Orquesta Juvenil e Infantil de Venezuela(ベネズエラ青少年・児童オーケストラ全国制度財団)』という財団が中心になって進めているそうですが、始まってもう30年以上経ち、現在ではベネズエラ全国で210のオーケストラに25万人の子どもたちが参加しているそうです。その功績に昨年『高松宮殿下記念世界文化賞』の若手芸術家奨励制度にも選考されました。選考理由を以下に引用しますと・・・
 ベネズエラの貧困地域の子供たちをクラシック音楽の練習、演奏を通じて教育する財団で、元文化大臣のホセ・アントニオ・アブレウ博士(67歳)が1975年、カラカスのガレージで11人の子供に音楽演奏を指導したことからスタートした。現在は国と民間からの財政支援の下に、25万人の児童・青少年が参加し、計210のオーケストラを擁する全国組織に発展している。  財団は、2歳半以上の子供を公募、無償で楽器を与え、年齢や習得段階に応じて毎日訓練する。14歳以上の優秀な子供には、カラカスの「ベネズエラ全国青少年管弦楽団」のメンバーとなる道を用意し、住居から生活費まで提供する。
 ベネズエラは世界有数の石油産出国だが、貧民層が国民の50%を占め、南米一の犯罪多発国でもあり、殺人事件はカラカス首都圏だけで毎週末150件も発生する。こうした環境の中で、アブレウ博士は「子供たちを犯罪と貧困から救い、善良な市民に育てるためには、オーケストラのクラシック音楽が良の手段。音楽で子供の情緒、感受性、協調性、人格が形成され、社会の発展につながる」との信念から、全国的規模で普及活動を進めてきた。
 実際、犯罪を重ねて少年院に収容された少年が財団に加わり、クラリネットを通じて更生し、現在はクラリネット教師として財団の子供たちに教えている例もある。また、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のコントラバス奏者となった貧民街出身の卒業生もいる。
 この活動に賛同したクラウディオ・アバド、サイモン・ラトル、マルタ・アルゲリッチ、ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ、ら著名な音楽家が、カラカスに出向いてオーケストラを指導したり、共演したりしている。  同様の試みは他の中南米諸国にも広がり、アブレウ博士の提唱で、来年には「カリブ・ラテンアメリカ青少年交響楽団」が結成される。2008年10月には「ベネズエラ全国青少年管弦楽団」が日本でアルゲリッチと共演する計画も進んでいる。奨励金は楽器購入などに充てる予定。
ベネズエラ青少年・児童オーケストラ全国制度財団・練習風景1
ベネズエラ青少年・児童オーケストラ全国制度財団・練習風景2

(↑の写真は練習風景)

・・・とのことだそうです。で、その国を挙げてのプロジェクトから生まれたもっとも大きな成果がドゥダメルらであり、また独立の父の名を冠したシモン・ボリバル・ユース・オーケストラなんでしょうね。

このユースオケとドゥダメルのコンビでルツェルン・イースター音楽祭に出演した時の練習風景と本番の映像が少し出ましたが、とても楽しそうに音楽をやってるのがわかって微笑ましくなりました。彼らのグラモフォンでのデビュー作がベートーヴェンの5番&7番なんですから、若さっていいですね(笑)。

 ドゥダメルはもちろんですが、このプロジェクトから巣立っていった全ての子どもたちに幸多きことを祈らずにはいられません。そして、産油国とはいっても決して裕福ではないベネズエラでできることが何故日本ではできないのか、と小一時間は安倍晋三と自民・公明両党ならびに文部科学省の連中に問いただしたい気分です(苦笑)。

P.S.ギャラが急騰してそうなのは想像に難くないですが、それでも大フィルか京響の定期に呼んで・・・はもらえんですかいのぉ・・・???
→→このブログは「さくらのレンタルサーバ」を利用しています←←
author : J.D. | - | -

米・英・欧で政策金利発表

2007.05.10 Thursday | 株・FX

米FRB、政策金利据え置き・FF金利、年5.25%維持【日本経済新聞】
【ワシントン=小竹洋之】米連邦準備理事会(FRB)は9日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、短期金利の指標であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を現行の年5.25%に据え置くことを全会一致で決めた。同目標に1%上乗せする公定歩合も、現行の年6.25%を維持した。
 政策金利の据え置きは、昨年8月のFOMCから7回連続。米国では景気減速と物価上昇の懸念が混在しており、両方のリスクに配慮して様子見の状態を続けることにした。
 FOMC終了後に発表した声明は「金融政策の将来の調整は、物価と経済成長の見通しの変化に左右されるだろう」との文言を踏襲し、今後の経済動向次第で利下げと利上げのどちらにでも動く姿勢を堅持した。

英中銀利上げ、年5.50%に・主要国で最高【日本経済新聞】
【ロンドン=吉田ありさ】英中央銀行のイングランド銀行は10日、金融政策委員会を開き、政策金利を0.25%引き上げ、年5.50%とすることを決めた。3月の消費者物価上昇率が3.1%と政策目標(2.0%)を大幅に上回り、インフレ懸念が強まった。政策金利は2001年以来、6年ぶりの高水準。前日に政策金利を5.25%に据え置いた米国を超し、主要国では最高となる。

欧州中銀、政策金利を据え置き・年3.75%【日本経済新聞】
 欧州中央銀行(ECB)は10日、アイルランドで開いた定例理事会でユーロ圏13カ国に適用する政策金利を維持することを決めた。最重要の市場調節金利は現行の年3.75%で据え置かれる。3月上旬に実施した利上げの景気への影響を見極めるためだが、金融市場ではECBが6月に再び利上げに踏み切るとの見方が強い。


 併せて発表された声明とか見ても(程度の差こそあれ)経済なり景気なりが好調なことが伺えて、羨ましい限りです。円安をノーテンキに喜んでないで世界的に好況な今のうちに経済問題で打てる手は打っておかないと、後で日本だけ深刻な状況になりかねないのですが、改憲に熱心になってる場合やないのんとちゃう?晋三ちゃん?!
→→このブログは「さくらのレンタルサーバ」を利用しています←←
author : J.D. | - | -